限りあるもの。〜やや暗め〜

はい、こんにちわ。
隊員1号のヒナです。

前回、「隊長の体調があまりすぐれない日記」を書かせてもらいましたが、あのあと、痛みもなくみるみる元気になっていたかと思いましたが、なんと、大好きな食事もほとんどとらず、ひたすら寝ている毎日を1週間ほど過ごした先週の土曜日、朝、げぼっとリバースしてしまいました。
様子がおかしいな〜、と思っていたので、ちょうどその日に隊長を病院に連れて行こうと考えていたのですが・・・。
信頼している先生に様子を話し、色々検査してもらった結果「慢性腎不全」という結果がでました。「慢性・・・」そう、急性ではないのです。つまり、すでに前からかかっていたということ。。。
しかも、腎不全になった元は「副腎皮質ホルモン」というものではないかということ。。。
隊員1号は弱い頭を一生懸命フル回転させて、先生の説明を受けました。
ま、簡単に言ってしまえば、このまま、下がるお別れまでの下降線をどのように緩やかにしていくかという話。。。
(あ、そんなに急な話ではないと思うけど・・・)

いや〜。。参りましたね〜。
いまさらですが、心の底から隊長が歳をとってしまったのだと実感しました。
もちろん、お別れが確実にくるのだということも。
自分の祖母の最後のときのように「もっと、そばにいたかった」とか、「もっと色々と話せばよかった」とか「最後、看取ってあげたかった」とか、「もっと、おばちゃんの時間を一緒に過ごしたかった」とか沢山の後悔をしないように、隊長との時間を隊長の時間軸で過ごし、自分にできることをやりつくしていきたいと決めました。
4日間の点滴のおかげで、大好きなササミ&ご飯は食べるようになりました。
「ごはんおくれよ〜」と催促することも久しぶりにしました。
今はまだ、寝ながら痙攣してますが、いびきをかいて、自分のベッドで寝ています。

「老犬介護」という、何年か前に購入した本に「ママはいつでも笑顔でいられるように」って書いてありました。
いやいや、これから先の、確実に見えるお別れを実感しながら「笑顔でいる」って、強い人じゃないとできないんじゃないかな〜。けれども、空気を読むことのできるワンコ達は、敏感に悲しい表情を汲み取ってしまうらしいのでそばにいる人の「悲しい顔」は「ストレス」になっちゃうそうです。
ありがたいことに、隊長は最強のKY犬なので、それはないかな〜。と思いつつ、私も笑顔で余裕をもてる生き方をしていきたいな〜、と強く思ったのであります。
不謹慎かもしれないけど、隊長の体調を気にしてくれる人の多さがものすごくうれしい。
しかも、沢山の人が「ヒナさんちのワンコ、具合どう?」ではなくて、「リキ、具合どう?」って聞いてくれる。
ああ〜、なんだか、人として??違うなあ。。。隊長を「飼い犬」ではない位置に、皆が考えてくれてるのかな〜、なんて、ホロッとしたりして。。。

そうそう、題名「限りあるもの。」って書いたけど、私は「命」というものに限りがあるとは思ってません。
「命」が入った入れ物(体)に限りがあるだけだと思っています。
実際、今でも、私は他界した祖母の「命」に色々助けられてますから。頭をなでてもらえなくても、手をさすってもらえなくても大丈夫。。。になりました(おばあちゃんコということがバレましたね。えへ。)

まあ、超長文で、少しジットリしてしまいましたが、隊長はこれからも、治療を続けながら、毎日楽しくなるように過ごしていきます。
今度、お時間のあるときにでも、ゆったりした「隊長時間」を一緒に過ごしにきてくださいな。

これからもよろしくです。。

あ、ちなみに、隊長のうでについてる「ピンク」とか「ブルー」の派手なヤツは点滴の針が抜けないように保護されている包帯です。看護婦さんが「キモチが明るくなるように」とカラフルなやつをつけてくれたのでした☆
にほんブログ村 犬ブログ シベリアンハスキーへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村